2021.12.13

指数平滑法(Exponential Smoothing)

時系列データから将来値を予測する際に利用される代表的な時系列分析手法。
得られた過去データのうち、より新しいデータに大きなウェイトを置き、過去になるほど小さな(指数関数的に減少する)ウェイトを掛けて移動平均を算出する加重平均法の1つ。
予測値 =α×前回実績値+(1-α)×前回予測値
      =前回予測値+α×(前回実績値-前回予測値)
αの設定値は、1に近いほど実績データの中でもより新しいデータを重視した予測ができ、0に近いほど過去データの傾向を重視した需要予測が行える。

ある時点の予測値に対し、実績との乖離を踏まえて、次の予測値を修正するという考え方。予測よりも実績が高ければ、次の予測を上方修正する。