2021.11.22

ブルウィップ効果(Bullwhip Effect)

サプライチェーンにおいて、末端(需要側)から源流(供給側)に向かって需要情報が連鎖的に伝えられるうちに、発注数量が実需とは乖離(かいり)したものになってしまう現象のこと。
需要を予測しながら発注する形態の流通経路で見られる現象で、需要情報が上流に伝わるにつれて、その変動が増幅されることである。供給側では欠品や過剰在庫を恐れるために、実需の変動に対して過剰に反応し、上流に伝搬するにつれて変動が増幅され過剰在庫や欠品が発生する現象を指している。