在庫・発注・生産
2022.01.14
需要対供給可能量(RTF)
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(RTF: Return To Forecast)
需要に対する販売可能数量を意味する。
取引先(顧客)は企業に需要を伝え、企業は伝えられた需要に対していつ納入できるのか返事をする。 取引先から伝えられる見込情報(Forecast)に対して供給できるかどうか回答することを。 すなわち、Forecastへの回答で、需要の要素は数量、納期、価格である。
一般的にRFTは、保有している在庫で対応する部分と購買(生産機能がなければ)・生産(生産機能があれば)で対応する部分に分けられる。 生産では、営業計画数量に対して在庫の差し引きなどを反映して生産計画を起案し、これに対して各計画別RTFを返信(回答)する。 この過程で供給計画を策定する際、各会社別の供給ポリシーに従い、優先順位による割当が行われることがある。