SCMに取り組むすべての企業のために

年に一度ではなく、一定周期で在庫数量をカウントする在庫棚卸手法。
循環棚卸は、サイクルカウンティングとも呼ばれ、ある決められた点数の品目を毎日とか3日に1回とかのサイクルを決めて、順次棚卸をしていくやり方である。最も効果的なサイクルカウンティング手法では、一定数の品目を、毎稼働日、対象の各品目について既定の頻度でカウントすることが求められる。主たる目的は、誤差のある品目を特定し、それによって調査を促し、誤差の原因を取り除くことにある。

品目を限定して行うので、一斉に入出庫などの実務を停める必要がない、少ない人でで行えるというメリットがある一方、分割して行うので重複や漏れが発生する可能性もある。