はじめに

2020.7.17 / ザイオネックス

 

思えば、Big Blueと呼ばれたコンピュータメーカーのアジアパシフィック本社に所属していた1980年の終わりごろ、”インターネット”という言葉すらなかった。ただしそこでは、黒コンソールに緑文字でアルファベットのみではあるが、PROFSという端末で、世界中の人たちとはメールのやり取りができた。

でも、こんなこともあった・・・ある日、秘書が不在で仕方なく自分でFax送信をすることになった上級マネージャーの方から「紙が送られないー」と助けを求められたところへ行ってみると

「何回やってもレターが出てきちゃうんだよ!」

どうやら、紙原稿が通信でそのまま送られると思い込んでいたらしい。説明すると赤くなってファクシミリ機から離れて行かれたがそんなことがたまに起きる、そんな時代だった。

今や、世界中どこにいてもメッセージのやり取りができる、相手の顔を見ながら話ができる。たった30年で瞬時の情報のやり取りは当たり前になったのだ。

しかしながら、私たちの身の回りにあるすべての“モノ”が製造されること移動されること、それ自体は、本質的に変わっていない。どんなに情報技術が進化しようとも、時空を超えた移動は実現していない。

コロナ禍で、マスクをはじめ中国からの部品の供給がストップしたことで”サプライチェーン”という言葉が盛んに聞かれるようになった。また、物流が円滑に動いていることがどれだけ私たちの生活を支えているかを改めて実感するようになった。今一度弊社のソリューションを通して、ひとつの企業の利益のためだけでなく、企業と企業をつなぎ如何に社会に貢献できるのかを考えてみようと思う。